2011年09月07日
神様のカルテ
「神様のカルテ」の映画を観てきました。
映画化されたというニュースを見て以来、必ず観に行こうと決めていて、今日、妻と2人で行ったのですが、予想通り、2人ともしっかり泣いてきました。
原作の「神様のカルテ」と「神様のカルテ2」を続けて読んだのが昨年の11月頃でした。ちっちの治療方法が無いという宣告を受けた後だったので、この2冊を読んだ時は、こんな時でなければ素直にいい本だと思えたのにと恨めしく思いながらも、現役のお医者さんが描くすごく暖かくて真摯な現場の人たちの努力、そして心の葛藤に、どこか心温まる救いを感じてもいました。
救える命もあれば救えない命もある、というのは医師の立場からみると、どんなに努力しても絶対に存在する現実です。絶対に助かると信じたい患者の立場からするとそんな事実は受け入れがたいものですが、すべての病人が治癒することもないわけです。すべての状況を客観視すると、状況が非常に厳しいことは頭では理解していましたが、感情はそれを受け入れられない、そんな感情が渦巻いていたのが去年の秋の日々でした。
父親として医師から見放されてしまったちっちにまだ奇跡が起きることを信じながらも、心のどこかで覚悟を決めるのに、後から振り返ってみると実はこの2冊は私の大きな助けになったのは確かです。
特に、「神様のカルテ2」のラストがああいう結末だっただけに........
映画を見たので、もう1度読み返してみたくなりました。
舞台が信州の松本というのも素敵でした。
北アルプスの美しい山々を望むこの街の風景は、私も何度か行ったことがありますが大好きな街の1つです。本を読みながら松本、安曇野の美しい風景を思い描くことができましたが、実際に映像で見るとよかったです。
今日の映画は「2」のエピソードが一切入っていないので、おそらく続編で2が撮られるものと勝手に期待しています。特に「2」の最初に一止とハルが行く所は映像化してほしいなあ。「2」の終盤の屋上のシーンは言わずもがなですが。物語としても「1」より「2」の方が深みを増していますし。
さらに、「神様のカルテ3」も文芸誌での連載が始まったようなので、こちらも続編が楽しみです。
映画化されたというニュースを見て以来、必ず観に行こうと決めていて、今日、妻と2人で行ったのですが、予想通り、2人ともしっかり泣いてきました。
原作の「神様のカルテ」と「神様のカルテ2」を続けて読んだのが昨年の11月頃でした。ちっちの治療方法が無いという宣告を受けた後だったので、この2冊を読んだ時は、こんな時でなければ素直にいい本だと思えたのにと恨めしく思いながらも、現役のお医者さんが描くすごく暖かくて真摯な現場の人たちの努力、そして心の葛藤に、どこか心温まる救いを感じてもいました。
救える命もあれば救えない命もある、というのは医師の立場からみると、どんなに努力しても絶対に存在する現実です。絶対に助かると信じたい患者の立場からするとそんな事実は受け入れがたいものですが、すべての病人が治癒することもないわけです。すべての状況を客観視すると、状況が非常に厳しいことは頭では理解していましたが、感情はそれを受け入れられない、そんな感情が渦巻いていたのが去年の秋の日々でした。
父親として医師から見放されてしまったちっちにまだ奇跡が起きることを信じながらも、心のどこかで覚悟を決めるのに、後から振り返ってみると実はこの2冊は私の大きな助けになったのは確かです。
特に、「神様のカルテ2」のラストがああいう結末だっただけに........
映画を見たので、もう1度読み返してみたくなりました。
舞台が信州の松本というのも素敵でした。
北アルプスの美しい山々を望むこの街の風景は、私も何度か行ったことがありますが大好きな街の1つです。本を読みながら松本、安曇野の美しい風景を思い描くことができましたが、実際に映像で見るとよかったです。
今日の映画は「2」のエピソードが一切入っていないので、おそらく続編で2が撮られるものと勝手に期待しています。特に「2」の最初に一止とハルが行く所は映像化してほしいなあ。「2」の終盤の屋上のシーンは言わずもがなですが。物語としても「1」より「2」の方が深みを増していますし。
さらに、「神様のカルテ3」も文芸誌での連載が始まったようなので、こちらも続編が楽しみです。
ちっちの物語その55(最終回)~区切り
ちっちの物語その54~輝く雪
ちっちの物語その53~ちっちはこの小学校のこの学年を選んだ
ちっちの物語その52~紫色の袴
ちっちの物語その51~悲しい知らせ
ちっちの物語その50~帰宅
ちっちの物語その54~輝く雪
ちっちの物語その53~ちっちはこの小学校のこの学年を選んだ
ちっちの物語その52~紫色の袴
ちっちの物語その51~悲しい知らせ
ちっちの物語その50~帰宅
Posted by ジアス at 17:50│Comments(0)
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