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<<マスターのプロフィール>>

・ネットの世界ではジアスと名乗っています。
・生まれは関西。東京から札幌に移住し、東京単身赴任を経て札幌に舞い戻った40代の勤め人
・札幌の自宅に嫁さんと娘がふたり
・趣味は酒、読書、映画、旅。特に英語の本を原書で読むのが楽しみ。

<<このサイトは>>

 私が読んだ本、観た映画の個人的な感想を中心に、仕事や日々の生活で思ったことなどをつぶやくこともあるブログです。仕事から帰って、ゆっくりグラスを傾けながら書き込むつもりですので、お読みになるみなさんもぜひ一緒に飲んでいるような気持ちで、ゆったりとお話できれば幸いです。

<<このBARの名前について>>

 "Clock in a forest"は、「森の時計」という喫茶店の名前から拝借しています。「森の時計」は、2005年1月〜3月に、フジテレビ系で放映された倉本聰氏脚本のドラマ 「優しい時間」 の舞台となった喫茶店の名前です。その店には「森の時計はゆっくり時を刻む」という倉本氏自筆の額が飾られていました。
 今のビジネスや社会は、「時間」をどんどん速く刻むことが競争に勝つための必須条件であると思えるかのような、非常に息苦しい状態になっていると思います。そんな中で生活するみなさんが、ほっと一息つけるような、そんなサイトになるといいな、というのがマスターのささやかな願いです。
 ちなみに、喫茶店「森の時計」は、ロケに使われた状態のまま、新富良野プリンスホテルの敷地内で営業しています。
























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2005年11月15日

「旭山動物園のつくり方」〜伝えるのは命

旭山動物園のつくり方.jpg

 今夜のNHK「プロジェクトX」ご覧になりましたか?今回のテーマは旭山動物園でした。旭川市の郊外にある日本最北の動物園ですが、昨年夏から7・8月の入場者数が上野動物園を抜いて日本一になった話題の動物園です。
 私がこの動物園を初めて訪れたのは昨年の夏、あざらし館がオープンした直後だったのですが、おとなの私と妻が思わず夢中になってしまうぐらい、すごい動物園でした。もちろん子供たちも夢中でした。札幌の円山動物園や小樽の水族館には子供たちの物心がついてから年に1回ぐらいのペースで訪れていたのですが、そんな私たちの常識を破る興奮がこの動物園には確かにあったのです。
 私は今年も7月に旭山動物園に2度目に行きましたが、去年よりはるかに混んでいてびっくりしました。初めてこの動物園に行くと、頭上を泳ぐペンギンが見られる「ぺんぎん館」、頭上でひょうが昼寝をする「もうじゅう館」、目の前でしろくまがダイブする「しろくま館」、頭上14メートルで綱渡りをするオランウータンが見られる「おらんうーたん館」など、斬新な施設に目を奪われると思います。しかし、この動物園の神髄は、そこまで斬新な施設への莫大な建設資金を得られるまでの職員のみなさんの努力にあると思います。

 今夜のプロジェクトXでもその点は触れられていましたが、ぜひ今夜の放送を見た方に読んでいただきたいのがこの本です。今日の放送に登場した小菅園長や板東副園長をはじめ、動物園を支えてきたいろんな方々のお話が読めて、この放送を見た方、そして旭山動物園を訪れたことのある方には非常に楽しめて、そして考えさせられる本だと思います。私自身、実は動物を含め生物一般は苦手で、子供たちを動物園に連れていっても満足に動物のことを教えられないのですが、旭山動物園の動物の展示の前にある手書きの説明を読むと、つい子供たちのそれをそのまま読んでしまいたくなるぐらい、愛情にあふれて、かつ面白いお話に感嘆します。それもこれも、動物たちを好きなゆえにこれだけお客を楽しませようとする、動物園のスタッフのみなさんの動物への愛情、動物たちを好きだからこそこの仕事に誇りを持ち、動物を愛する人たちがひとりでも増えてくれると嬉しい、という使命感を持って仕事をしているんだな、という気持ちに胸が熱くなりました。

 ちなみにこの本、動物園に住む動物の写真も非常にきれいで表情豊かで、それを見るだけでも十分価値があります。

 この冬もどうにかして、ぺんぎんの散歩を子供たちに見せたい、そう思っています。実現したら、またこのブログで報告しますね♪

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